メイキング
ヴァイル祭参加作品メイキング
人のラフやメイキングを見るのはやっぱり面白いなぁと最近また思ったので、ヴァイル祭の関連企画的なノリでメイキングでも作ってみようかと、ところどころスクショ撮ってってみました。
素敵テクニックとかはないので普通のお絵描き過程解説のようなものですが、以下。
祭用の絵なので、一応普段のお絵描きの1.5倍くらいのサイズでキャンバス作成してます。幅3000pxくらいか。
作業は全てフォトショです。（Posted at 2013.05.04,）
1
ラフを起こします。最近はざっくり描いたのをスキャンしてからフォトショでいじることが多いです。
線画に移行するのがおっくうなので、多分普段も下絵はそこそこ描き込む方です。
ここで描きたい欲が満足して終了することも多々。
なんかレリーフみたいな感じにしようと思いました。確か。
2
線画。メイン（未分化）と背景（分化後、枠）で一応レイヤー分かれてます。今回は細い感じの線できっちり、を目指してみました。
すぐネットリさせてしまうので、こまかくなりすぎないように気をつけつつ。
メインを半脱がしたことに邪な気持ちはまったくありません。まったくありません。
なんかほら、分化＝羽化とか、そういうコンセプト的なアレです。
3
ざっくり色分け。苦行終了直後。色のレイヤーはなんだかんだ7,8枚。
線をちゃんと閉じられたためしがないのでバケツはつかえません。ひたすらゴリゴリやります。
めんどい工程なので音楽かけつつ淡々と作業。
色もどうせ後で変えるので適当です。雰囲気だけ。
4
背景を戻し、色調を若干整えてから、ついでに適当に作ってあった逆選択用のレイヤーも形整えてみました。表示したところ。
メイン逆光も面白いかなーと一瞬思いましたが、
今回は未分化ヴァイルが自分的メインなのでまた今度。
5
アウトライン線を足しつつもっかい補正と整形、終わったら線の色を調整。この手の補正作業を楽しくやってると、
ほんとは自分絵を描くのそんな好きじゃないんじゃねと妙な疑いが頭掠めたりします。たまに。
大変どうでもいいですが。
なんとなく雰囲気見えてきたかな。
6
ここからがやっと楽しい汚しの時間。とりあえず影から足していきます。適当。新規レイヤーを出して、汚して統合して、を延々やります。延々やります。
正直自分でも何やってるのかよくわかってません。フィーリングです。
乗算、焼き込みリニア、スクリーン、オーバーレイあたりが多い気がします。
色調とレイヤー濃度もいじりまくります。多分同じようなことをねちねちずっとやってます。
7
ひたすらレイヤー足し足し。途中迷走し始めたのでBGMを平沢進に変えました。
瞬く間に数千の朝よ訪れーよー
8
更にしつこく調整。こんなもんかなー、というところで最後にハイライトを入れて終了。
絵の位置を調整して、こそこそ文字などあしらってみました。
いくつか見繕ってた中から、”Odi et amo.（私は憎み、かつ愛する）”を採用。
よくわからないけどシンプルでいいですね。
以上がメイキングでした。お疲れさまでした。
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